阪神からアスレチックスに移籍する藤浪晋太郎投手(28)と、オリックスからレッドソックスへ移籍する吉田正尚外野手(29)のオムニバスドキュメンタリーが、23日深夜放送のカンテレ「8SPORTS」(24時26分~25時26分=関西ローカル)で放送された。番組では、藤浪の最新極秘渡米にも密着。アスレチックス入団までの舞台裏を追った。

番組では同じア・リーグ西地区に所属する同級生のエンゼルス・大谷翔平について語る場面もあった。

高校時代のライバルは今や大リーグ屈指のスーパースター。インタビューでは「(ア・リーグ西地区で)大谷おるやんって思ったのはありますし、同級生ですけど異次元に行ってしまった選手。こうやって同じ年で勝負する機会が巡ってくるっていうのは自分にとってもチャンスやし、うれしいこと。素直に喜びたい。世界一の選手になった彼と勝負させてもらえるということはすごく光栄。すごくワクワクする楽しみな部分が大きい」と目を輝かせた。

10年越しに対決する可能性があるが、「もちろん、勝負する限りは抑えたいと思う。投げ合いならもちろん勝ちたい。投げてチームが勝てるなら一番いい。勝負するからにはと思っています」と力を込めた。