阪神OBの掛布雅之氏(67)が27日、大阪市内のホテルで「e-Tax キャッシュレス納付」の推進イベントに参加し、守り勝つ野球の重要性を語った。

春季キャンプまで1週間を切った阪神。昨季は5年連続両リーグ最多となる86失策を記録し、岡田彰布監督(65)に守備の意識改革を期待する。

「結局、優勝するチームは守れるチーム。岡田監督も同じ考えでしたので。秋季キャンプもかなり守りに対する意識を高めるメニューでやっていた。すぐに結果が出る出ないではなく、意識は変わっていくと思いますね」

一方、自身と同じ左打ち三塁手の佐藤輝明内野手(23)の活躍にも期待を込める。「これからの佐藤の野球人生にとって、大きな1年になる。佐藤の活躍がチームの勝敗に直結すると思う」と、3年目のさらなる飛躍を望んだ。

この日はキャッシュレスでの納付を実際に体験。「意外に簡単な仕組みにびっくり。あとはタイガースが勝って大阪の経済が盛り上がれば、一番喜ばしいことなんじゃないですかね」と頬を緩め、18年ぶりの「アレ=優勝」を見据えた。

【関連記事】阪神ニュース一覧