とどろくエンジン音、車線幅いっぱいの巨大なアメ車、流線形のスーパーカー…。

野球界にはクルマ好きも多く、スタジアムの選手駐車場には高級車が並びます。プロ野球選手が選んできた愛車の歴史とは。球界屈指のイケメン、楽天西川遥輝外野手(30)に聞きました。

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千葉県内で野球教室を終えた西川は、愛車のシートに体を預けた。エンジンをかけ、スマートフォンを手に取ると、スピーカー通話でハンズフリーに。

「すいません、遅くなりました」。アクセルを踏み込むのと同時に、今回の取材はスタートした。

普段の車内は「基本的には歌を聴きながら」だが、この日は電波の向こうから飛んでくる質問に、次から次へと答える。

「あんまり覚えてないんですよ…」と言いながらも、記憶を頼りに、歴代の愛車を振り返るドライブとなった。

初めてマイカーを持ったのは、日本ハム入団3年目、21歳のときだった。前年に1軍デビューを果たし、定着を目指しているころ。

当時「真っ先に頭に浮かんだ乗りたい車種」は別にあったが、「はじめからそんなにいい車に乗っちゃったら、2台目、3台目が困るかな」と、選んだのがアウディA7だった。

ほかにはポルシェ・パナメーラの車体形状も“好みのタイプ”で「(A7はパナメーラに)形が似てますよね。それと内装が気に入っていました。ブラウンを使っていて、あまり他にはないなと思ったんですよね」。外見だけではなく、高級感を引き立てる室内装備、カラーに心をくすぐられた。

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