「ファームリポート」でおなじみの田村藤夫氏が、古巣日本ハムのOBとして沖縄・名護キャンプ&ファームの国頭キャンプを訪れ、2018年ドラフト1位右腕・吉田輝星投手(22=金足農)にインタビューを行いました。熱いトークを「プレミアムリポート」としてお届けします。
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田村氏 はじめまして。田村です。
吉田 こんにちは。いつも記事見させてもらってます。
田村氏 ごめんね。あんまりいいこと書いてないでしょ?
吉田 いえいえ、ためになることばっかりです。
田村氏 えっ、そんなことないでしょ。気を使ってくれてありがとう。さっそくだけど、キャンプは2日目ですね。体の調子はどうですか。
吉田 はい、そうですね。体の状態としてはカコイチ(過去一番に)にいいですね。
田村氏 いいね、カコイチ! 昨日投げたんですね?
吉田 はい、1イニングだけです。
田村氏 さっき、西崎さん(日本ハムOBの西崎幸広氏)と話していたと思うけど、ピッチングはどうでしたか?
吉田 やっぱり、実戦とブルペンは違うなあと、感じました。そこは、キャンプ中に埋めていかないとダメだなと思いました。その前のブルペンまではまったく、変な力みなく投げられたんですけど。そのピッチングをバッターが立っている状況でもやっていければ、結構いい投球ができるんじゃないかなと、自分では思っています。
田村氏 そうだね、実戦は初めてだよね。打者が立つと感じが違うものね。インコースなども気を使いながら投げるからね。
吉田 はい。
田村氏 去年が主に中継ぎですね。51試合。2勝3敗、防御率が4・26。去年振り返ってどんな感じですか?
吉田 リリーフと言われた時は、初めてだったのでどうすればいいのか良く分からなかったんですけど。あのう、コーチと話して、キャッチャーと話して、1イニングだったら自分の持ち味を100%出したらいいんじゃないかと言われて、変化球もほぼフォーク1択に絞って、打たれるまで、マジで、真っすぐばっかりどんどん投げたんですけど。意外とやっぱり、バッターが勝手に考えてくれたりとかもして。序盤は体も生きていたんで、感覚的にはすごく良かったかなと思います。
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この後、吉田選手から具体的な質問も出て、インタビューは2人のピッチングについての熱いトークへと発展していきました。まるでインタビュアーを自分のペースに引き込んでいくような、吉田選手の人としての魅力が、随所にうかがえます。楽しそうな2人の会話は、日刊スポーツ・プレミアムでたっぷりお伝えします。
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