中日大野雄大投手(34)が「火曜日の男」として最終調整に入る。13日、ナゴヤ球場で先発投手練習に参加。

14日、広島とのオープン戦(バンテリンドーム)に先発予定の左腕は今回、火曜日登板となった首脳陣の意図をくみ取る一方、開幕投手に決まった小笠原には「金曜日の男」としてシーズン通しての活躍を期待した。

エースは6連戦初戦の難役を全うする覚悟を決めたようだ。「まだ言われてはないが、その準備だけはしておきたい。週アタマは大事。自分の長所である長いイニングを投げる。あとの5試合をしっかり戦ってもらえるようなゲームにしていきたい」。シーズン最初の火曜日は4月4日、ヤクルト戦。「意識しています」とまずは本拠地開幕戦に照準に定めた。

さらに開幕投手に決まった小笠原にはエールを送った。「開幕投手は特別なもの。(自分で)つかみ取ったものなので自信を持って挑んで欲しい」。ただ、投手陣のリーダーとしての注文も忘れない。「1年間、金曜日を守ってやっていくという覚悟もあると思う。楽しみです」。チーム躍進に欠かせない先発の柱として、後輩左腕には金曜ローテ死守を期待した。

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