広島森翔平投手(25)が開幕ローテーション争いから脱落した。

先発で4回を投げ2失点で食い止めたが、与えた四球は6個。「(開幕ローテ入りをかけた)舞台で(力を)出せないのは弱さ」と悔やんだ森に対し、新井監督は「彼の持っている半分も出せていない」と指摘。「しばらくはファームの方で投げてくれ、と伝えた」と2軍降格を決めた。大瀬良、遠藤、床田、九里、アンダーソンでほぼ5枠が固まり、残る1枠を玉村、新人の益田武尚投手(24=東京ガス)らと争っていたが、出直しとなった。

○…プロ16年目を迎える松山が、1軍合流初戦で安打を放った。6番指名打者で先発出場し、4回2死の第2打席で遊撃への内野安打。「(中前へ)抜けたと思ったんですが、捕ったんでやばいと思って」と激走を実らせた。春季キャンプ前に新井監督から「信頼しているから」の言葉とともに自身のペースでの調整を許された。「プレッシャーはあります」と苦笑しながらも「このままでは終われないと思ってます。なんとか1本でも多くヒットをもぎとって1年間やってやろうと思っています」と監督の信頼に結果で応える。

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