開幕の先発ローテーション入りが確実な2人が7回まで試合をつくって、勝利を導いた。

先発の美馬学投手(36)は4回を投げ、4安打3奪三振無四球1失点だった。西武マキノンに中前適時打を喫した場面には「ボールにしたかったんですよね。ボール球を投げる練習をしていたんですけれどダメでした」と真ん中に入った失投を反省。3度目の登板で、4回7安打4失点だった前回に比べると「低めに集められたし、ストライク先行出来ていたし、空振りも取れたのでちょっとは良くなったかなと思います」。開幕に向けては納得の表情を見せた。

2番手は前日に登板予定だった種市篤暉投手(24)が雨天中止からのスライド登板。先頭にいきなり四球を与えるなど制球に苦しんだが、要所は150キロ近い直球やフォークで併殺や三振を奪った。結果は3回2安打3奪三振3四球無失点。「立ち上がりをもっと安定させたいのと、全球種(しっかり)扱えていなかったので、そこを見直して、また次に状態を上げていきたい」。美馬とは正反対に、内容には反省の言葉が並んだ。【鎌田直秀】

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