阪神大竹耕太郎投手(28)がプロ6年目で初の10勝を挙げ、チームを7連勝に導いた。
無傷4勝だった好相性を買われて中9日で2位広島との直接対決に先発し、7回途中1失点(自責点0)。打っては2回にバスターを決め、プロ初長打となる初適時打で自身を援護した。10勝は育成入団選手では4人目の快挙だ。チームの優勝マジックは一気に3減って1桁の「7」。現役ドラフトで新加入した孝行左腕が、最短14日のアレへさらに勢いづけた。
〇…“勝利の女神”だ。岡田監督の陽子夫人も親戚とともに、ネット裏から7連勝を見届けた。今季2度目の甲子園観戦で連勝。「年に何度も来ることはできませんが、実は前に負けたのを覚えてないくらい負けてないんです」。試合後に出くわした同じV戦士の真弓明信氏(日刊スポーツ評論家)から「じゃあ毎日来ないといけませんね」とエールを送られて盛り上がった。