横浜からFA宣言し、残留か阪神移籍かで注目されていた三浦大輔投手(34)が、横浜に残留する意思を両球団に伝えたことが29日、分かった。

 阪神の沼沢正二球団本部長は同日、大阪市内で「よい返事は得られなかった」と明かした。三浦は30日午後に横浜市内の球団事務所で記者会見を行い、正式に残留を表明する。

 三浦はこれまでに阪神から3年総額9億円、横浜からは4年総額10億円を基本とした大型契約を提示されていた。三浦はFA宣言当初は移籍の意向が強かったが、最終的に入団から17年間プレーした横浜を選択した。