阪神タイガースの元選手で野球解説者の掛布雅之さん(53)が、固定資産税や住民税の納付が遅れたため大阪府豊中市の自宅を一時、同市に差し押さえられていたことが26日、分かった。

 不動産登記簿によると、豊中市は11月14日に自宅の土地と建物を差し押さえ、今月5日に解除した。

 掛布さんのマネジメント会社「掛布企画」(大阪市中央区)は事実関係を認めた上で「事務所の不手際で市への支払いが遅れたことが原因。本人もびっくりしている」と話している。

 掛布さんは千葉・習志野高から阪神に入団し、本塁打王を3度獲得するなど活躍。引退後は野球解説者を務める一方で、飲食店などを経営していた。

 [2008年12月26日11時57分]ソーシャルブックマーク