<阪神1-0広島>◇12日◇甲子園

 阪神金本知憲外野手(41)が息詰まる投手戦に終止符を打つサヨナラ本塁打を放った。0-0で迎えた9回の先頭打席。この回から代わった2番手横山の136キロのフォークをジャストミートで左翼スタンドへ運んだ。劇的な今季9号は、球団通算7000号のメモリアルアーチでもあった。手荒い祝福を受けて登ったお立ち台では、金本も「感触は良かったですよ」と大興奮。この1発が同い年の先発下柳の6年ぶりとなる完封3勝目をアシスト。阪神は連勝で借金を2に減らした。

 [2009年5月12日22時57分]ソーシャルブックマーク