広島は14日、今季11勝(9敗)を挙げたコルビー・ルイス投手(30)が、来季は日本でプレーしないことが決まったと発表した。2年契約でほぼ合意に至っていたが、家族の健康問題を理由に米球界でプレーすることを優先させたため、退団することになった。

 ルイス投手は2008年から投手陣の柱として活躍。2年連続で2ケタ勝利を挙げるなど通算55試合で26勝17敗だった。2年連続で最多奪三振のタイトルも獲得していた。ルイスは「私の家族はある健康問題に立ち向かっています。その間だけは家族に不安や苦痛を与えないようにしたかった。これが一番の理由です」とコメントした。

 [2009年12月14日12時30分]ソーシャルブックマーク