自打球を右ほおに当て、右眼窩(がんか)底骨折と診断された西武の中村剛也内野手(26)について、佐々木チーフトレーナーは9日、「目の機能は大丈夫。開幕は間に合うんじゃない」と見通しを語った。

 3日のオープン戦で負傷した中村はこの日、西武第二球場の室内練習場でバイクをこぐなど軽く体を動かした。骨折後に球場で練習するのは初めて。右目下の腫れはだいぶ引き、今後の調整について「様子を見ながら」と話した。

 昨季は48本塁打を記録して2年連続の本塁打王に輝き、打点王との2冠を獲得した。

 [2010年3月9日21時52分]ソーシャルブックマーク