<楽天2-1オリックス>◇30日◇Kスタ宮城

 楽天が、劇的な延長11回サヨナラで勝利を収め、連敗を3で止めた。同点の延長11回、四球、安打、敬遠で1死満塁とし、代打に渡辺直人内野手(29)が登場。カウント2-1からの153キロ直球を、右前に運ぶサヨナラ打を放った。この日は試合前の打率1割9分2厘と不調だったため先発落ち。3球目の直球には迷いのあるスイングで空振りだったが、サヨナラ安打は、強く鋭いスイングだった。お立ち台の渡辺直は「(打ったボールは)ちょっと覚えていないです。何とか自分で決めようと、中途半端なスイングは止めようと思っていました」と笑顔を振りまいた。

 [2010年4月30日23時42分]ソーシャルブックマーク