横浜の買収交渉を進めている住生活グループの潮田洋一郎会長は19日、東京都内で取材に応じ、買収に合意した場合には来季監督について、住生活グループ側で判断したい考えを示した。

 潮田会長は「プロ野球のスケジューリングの感覚が分からない」と新体制の準備などに必要な時間が分からないとした上で、「われわれの責任で選ばないといけないだろうと思う」と語った。

 今季就任した尾花高夫監督は、95敗で最下位に終わった。尾花監督も候補の一人かと質問された潮田会長は「今シーズンの敗因がどこにあるのか、その辺もよく整理して。また、いろいろな人の意見を聞いてみないと分からない。可とも不可とも私の段階では判断できない」と慎重な姿勢だった。(共同)

 [2010年10月19日11時11分]ソーシャルブックマーク