プロ野球阪神でシニアディレクターを務める星野仙一氏(63)が19日、大阪市内のホテルで会見し、退団を表明した。今後は楽天との監督就任交渉に入る。
星野氏の一問一答
-退団理由は
星野氏
この年になるまで野球一筋できた。ここ1、2年、無性に野球がしたくなった。私は野球人なんだな、と思った。僕は野球がしたい。新しい人生を突っ走ろうと思っている。
-今後は
星野氏
きょうはタイガースファンに感謝の意を込めた会見にしたい。
-また甲子園に戻ることもあるのでは
星野氏
そうであればいい。また甲子園に戻って来ます。日本シリーズで。日本シリーズで会うなら最高。遠い夢だと思うが、そうあってほしい。交流戦じゃ意味がない。
-新しい挑戦に期待と不安は
星野氏
道が険しいのは分かり切っている。だが、そこに道があるのなら歩いていかなきゃいけない。戦っていかなきゃいけない。
-阪神での思い出は
星野氏
今でも(2003年のリーグ優勝の)胴上げの感触は覚えている。ライトスタンドの応援は素晴らしかった。さみしいと言えばさみしい。ファンには感謝の言葉しかない。
[2010年10月20日2時35分]ソーシャルブックマーク