オリックスのドラフト5位の深江真登外野手(23=明石レッドソルジャーズ)が12日、突然の悲報に肩を落とした。11日に関西独立リーグ明石の大村節二球団代表(享年74)が、がんで亡くなった。大学時代に公式戦出場歴のない深江にとって、プロへの道をつないでくれた恩人だった。「僕のことをスカウトの方に売り込んでくれたり、お世話になった。ドラフト会議の時はすごく喜んでもらった。年末にお見舞いに行った時も、病室で周りの人に僕を紹介してくれたり、本当によくしてもらって…」。大村さんにプロデビューを見せることはできなくなり「残念です」と声を沈ませていた。

 [2011年1月12日19時37分]ソーシャルブックマーク