楽天随一のサッカー通として定評のある小山伸一郎投手(32)が、25日夜に行われるサッカーアジア杯準決勝、日本-韓国戦を直前予想した。「マンUでスタメンを張る朴智星は、野球に置き換えるなら(オリックス入りする)朴賛浩と同等の、アジアの象徴的存在。球際強くルーズボールを拾い、1人で決める力を持っている」と要警戒。日本有利の予想を立てることが多いが、「非常に難しい。守備の統率が鍵。中盤のパスミスは許されない。ビハインドで終盤を迎える可能性もある」と、眉間にしわを寄せ推理した。

 だが日本は最終的に接戦を制すると見た。「セットプレー、フリーキックが武器としてある。岩政のヘッドに期待している。PKまでもつれても、最後は結束力で勝つ」と語った。自身はこの日、「福盛さんからもらった」というレンジャースの青い帽子で自主トレ。サムライブルーの魂を態度で示した。ブルペン投球などを精力的にこなし「ここまできたら最後まで」と、わが事のように決勝進出を願った。

 [2011年1月25日12時29分]ソーシャルブックマーク