巨人と東京ドームがセ・リーグの開幕延期を受け、以下のメッセージを出した。

 18日付の文部科学省通知を受け、セ・リーグが大規模節電策を講じると決めたことについて、読売巨人軍と東京ドームは、読売巨人軍が主催する東京ドームでの試合で、当面の節電対策を決定しましたので、お知らせいたします。

 東京ドームでは現在、読売巨人軍の試合を実施する際、概ね午後1時から練習を開始して試合の終了する午後10時までの間に約4万キロ・ワット時(kWh)の電力を使用しています。これを様々な節電策によって、2万3000~2万4000kWh程度まで減らしたいと考えています。主な具体策は以下の通りです。1.グラウンドやスタンドの照明を試合及び観戦に支障のないレベルまで落とす2.ドーム内の冷暖房は当面使用しない。夏場も最小限に抑える3.ドームの外灯を消す4.コンコースや外周通路の照明をお客さまの安全確保ができる最小限まで下げる5.場内ショップの照明を最小限とする6.オーロラビジョンの使用を可能な限り控えるグラウンドやスタンドの照明のように、なお検証の必要なものもありますが、こうした各種対策を実施することによって、電力使用量を現在より40%程度減らせる見通しです。読売巨人軍と東京ドームでは、さらに削減が可能かどうかを検討しています。