<日本ハム11-2オリックス>◇14日◇函館

 オリックス岡田彰布監督(53)は2回に突如、8失点と崩れた木佐貫洋投手(30)に首を傾げた。1死を取ってから日本ハム稲葉篤紀外野手(38)にソロ本塁打。ここから6連打を食らい、結局8安打を集められ途中降板した。

 「早いんよ。(2回は打者)10人で26球で終わりよ。な、早いやろ。福岡で言うたばっかり。2試合前のことや」。前カードの11日ソフトバンク戦でも朴賛浩投手(37)が同様に早仕掛けで崩れていた。木佐貫も8安打のうち7本が3球目以内に打たれており、岡田監督は「1アウトとった、ハイ、初球、ホームラン、ポーン、な。引きずってしまうんやろな。みんな3球目で勝負やで。そんな早う、お前…」と、もうあきれるしかなかった。

 今季9度目のチャンスでも初連勝はならず、借金は再び8となった。