ヤクルトは24日、西武の小野寺力投手(30)を、鬼崎裕司内野手(28)との交換トレードで獲得すること発表した。中継ぎの柱として昨季73試合に登板した松岡健一投手(28)の不振などで、右の救援投手が不足していた。

 小野寺は埼玉・鴻巣高から常磐大を経て03年ドラフト4巡目で西武に入団。主に中継ぎ、抑えを務め、06年には29セーブを挙げた。

 鬼崎は今季途中から1軍に帯同してきたが、23日に登録抹消になっていた。「突然のことで、びっくりしています。ライオンズに行っても自分のできることを精いっぱいやりたいと思います」とコメントした。