阪神の9選手が27日、宮城県岩沼市の避難所や仮設住宅などを慰問した。労組プロ野球選手会の会長を務める新井貴浩内野手(34)や金本知憲外野手(43)鳥谷敬内野手(29)藤川球児投手(30)らが約4時間にわたって交流した。

 玉浦中学ではクラスごとに選手がついて雑談や腕相撲などで楽しませ、最後は市内の小中学生を相手に野球教室。新井貴は「避難所の方々に受け入れてもらえるのか不安もあったが、喜んでもらいホッとしている。逆に皆さんに励まされたので、また明日からの力にしたい」と感慨深げだった。