<日本ハム1-4ロッテ>◇29日◇札幌ドーム

 左脇腹の故障で離脱していた日本ハム斎藤佑樹投手(23)が復帰登板を果たしたが、3勝目はお預けになった。立ち上がりから4回までは1安打無失点と、ほぼ完璧だったが5回に乱調。4本の長短打を浴びて一挙4失点を喫した。その後、2イニングを無失点で切り抜けて、プロ入り5試合目で最長の7回を投げ切ったが、打線の援護もなく降板。自身の出来については「手応えは、ここ最近はないくらい、いい」と及第点の内容だった。

 ただチームの今季初の3連敗につながり「勝てなかったことは悔しい。結果として4点取られたことは悔いが残る」と反省。今後はチームの先発ローテーション事情で30日に出場選手登録を抹消され、1軍帯同して調整しながら次回登板に備える。