<巨人2-5阪神>◇23日◇東京ドーム

 阪神打線が再三のチャンスをつぶした。巨人を4本上回る11安打で、たった2得点と効率が悪すぎた。特に4番の新井貴浩内野手(34)は3度の得点機でノーヒット。2回の最初の打席は中前打を放ち、先制のホームを踏んだが、その後は散々。3回1死一、二塁で空振り三振。5回は同じ状況で遊ゴロ併殺。1-2と逆転された直後の7回2死一、二塁は三ゴロ。チャンスでの凡退が目立つ主砲は「俺の責任。せっかくみんながつないでくれているのに」と責任を背負い込んだ。