ヤクルト衣笠剛球団社長(62)は17日、小川淳司監督(54)の来季続投を確認したと発表した。衣笠社長は13日に堀澄也オーナー(76)と会談し、来季までの2年契約を結んでいる小川監督に契約通り、来季も指揮をとってもらう方針を確認。チームが遠征から本拠地に戻ったこの日の試合前、神宮クラブハウスで社長が小川監督に伝えて快諾を得た。

 衣笠社長は「2年契約だから当然なのですが、いろんなところで監督問題が取りざたされていることもあり、一応確認をして、憂いなく優勝に向けて尽力してほしいということです」と話した。試合前の小川監督は「そういうお話はいただきました」と認めつつ「今が大事なんで」と今季に集中する姿勢を強調した。