<セCSファイナルステージ:中日2-1ヤクルト>◇第5戦◇6日◇ナゴヤドーム

 中日は6回1死から荒木雅博内野手(34)が選んだ四球が、井端の貴重な2ランを呼び込んだ。

 荒木は一塁で普段より少し大きなリードをとり、マウンドの館山にプレッシャーをかけた。井端の打席の5球目にノーサインでスタートを切ると、2番打者が甘く入った球を左翼席に運んだ。

 「結果的にそうなっただけ」と謙虚に話した荒木。1回にも左前打を放つなど、大事な試合でリードオフマンとしての仕事をしっかり果たした。