中日のドラフト1位高橋周平内野手(18=東海大甲府)が沖縄・北谷キャンプ第2クール最終日の12日、サムスン戦で三塁打を放った。3番三塁で出場した4回2死の第2打席。相手右腕の内角速球をとらえて右翼線へ運んだ。11日LG戦の決勝二塁打に続く、連続長打。だが本人は「今は結果にはこだわっていません。自分のスイングだけを心がけています」と無欲を強調した。前夜は恩納村の居酒屋で家族水入らずの食事会。父の忠美さん(50)と観戦した母玉寄さん(48)は、「昨日1本出て顔が変わりました。いつもの顔になりましたね」と息子の微妙な心の変化を感じ取り、目を細めていた。