ロッテの渡辺正人内野手(32)が22日の紅白戦でエース成瀬からアピール弾を放った。2回2死一塁、フルカウントから甘く入った直球をレフトスタンドへ運んだ。プロ通算11年で11本塁打なだけにベンチも大盛り上がり。「紅白戦は結構、毎年打っているんですよ」と満面の笑み。不在の遊撃手争いは根元、細谷、鈴木に絞られつつあるが「スキがあったら入っていくつもり」と虎視眈々(たんたん)と狙うつもりだ。西村監督も本塁打を放った田中とともに「十分にアピールしている」と認めていた。