<オープン戦:ヤクルト5-1日本ハム>◇18日◇神宮

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(27)が、周囲の不評を適時打ではね返した。前日、髪の毛を金色に染めて登場したものの「下品だ」と言われるなど、チームメートや首脳陣からは酷評された。それで打撃も不振のままなら、さらに集中砲火を浴びかねないところだったが、8回に痛烈な中越え2点適時二塁打を放ってみせた。「髪の毛を昨日やって、結果が出たので良かった。チームが期待する仕事をしたい」とバレンティン。確かに、打ちまくってくれれば、下品な金髪も許されるかもしれない。