<ロッテ7-9日本ハム>◇8日◇QVCマリン

 日本ハムが首位攻防3連戦初戦で、14安打と打線爆発で先手を奪った。無得点と沈黙していた6回に、中田翔内野手(23)の同点内野安打、稲葉篤紀外野手(39)の勝ち越し2点二塁打など一挙8点の猛攻。難攻不落だったロッテのセス・グライシンガー投手(36)から7点を奪いKOするなどし、両チーム計27安打の乱打戦を制した。

 ロッテを1・5ゲーム差へと引き離す1勝にも、栗山英樹監督(51)は試合終盤の投手陣の乱調に、記録に表れない守備のミス続出の内容に、おかんむり。「いい形で点は取ったけれど、最後の方は打たれたんでね…」と注文も忘れなかった。