ロッテは9日のヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、清田育宏外野手(26)が恒例のヘッドスライディングを披露した。午後3時予定だった試合開始を遅らせて待ったが、天候が回復せず同3時20分に中止が決定。スタンドからの「清田コール」を受けて登場すると、二塁打を打った想定でまず二塁へ滑り込み、けん制されて帰塁、その後に本塁へ生還と3度にわたって派手に水しぶきを上げた。中止の際の「お約束」だけに「見本、見せてやりました」と慣れたもの。引き揚げる背中に「お疲れさま!」というファンの温かい声援が飛んでいた。