阪急阪神ホールディングス(HD)の株主総会が14日、大阪市内で開かれ、4位と低迷する傘下のプロ野球阪神の補強策が批判を受けた。

 株主の男性が故障と不振で1軍に不在の城島、小林宏を名指しし「不良債権を抱えているようなもの」と指摘。これに対し、南信男球団社長は「ふがいない戦いぶりで申し訳なく思っている」と謝罪した上で「新人をじっくり育ててチームをつくるというのは十分承知している」と育成の重要性を強調した。