<広島3-2中日>◇17日◇マツダスタジアム

 中日がまさかの逆転サヨナラ負けを喫した。2点をリードして迎えた9回、守護神岩瀬仁紀投手(37)が4安打を浴び同点とされ、なお1死満塁で、広島石原慶幸捕手(32)にサヨナラスクイズを決められた。

 この日は高木守道監督の71回目の誕生日。これまで監督として負けたことがなかった誕生日を、最悪の形で迎えた。首位巨人とも最大の5差に広がった。高木監督は「こんな試合を勝てんようじゃあかんわ」と険しい表情で話した。