阪神ロバート・ザラテ投手(25)が12日、成田空港からベネズエラに帰国した。2年目の今季は育成選手としてスタートしたが、2軍で快投を重ね7月に支配下選手登録された。8月5日広島戦(マツダスタジアム)で1回3失点の1軍デビュー果たすなど、1軍で2試合に登板した。

 当初はフェニックス・リーグなどで実戦に向かう予定だったが、現在は左肩肩峰下滑液包炎のためリハビリ中で、早期帰国となった。ザラテは「今は試合に出ないといけない時期なのに、肩のこともあって試合に出られず、このタイミングで帰るのは悔しい。来年1軍で活躍できなかったら最後という強い気持ちで頑張りたい」と、来季の飛躍を誓った。