日本シリーズ第6戦の先発が予想される巨人沢村拓一投手(24)は遠投などで調整し、日本一が懸かる大一番へ備えた。「気持ちの高ぶりは」との報道陣の問いに「ない」と答えながらも、緊張感のある表情で球場を後にした。第2戦では8回無失点と好投。川口和久投手コーチ(53)は「変わらず、いい状態でいると思う」と、クライマックスシリーズ(CS)から上り調子の右腕への期待を語った。