阪神の高野栄一球団本部長(49)は9日、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した平野恵一内野手(33)と兵庫県西宮市内で交渉し、残留を要請したが、結論を保留されたことを明らかにした。

 高野本部長は「何回もお話しさせてもらっている」とした上で「結論を言えたらいいが、答えをもらえなかった。よい答えを。水入りのような感じになってしまった」と話すなど、交渉は難航しているもようだ。FA宣言の期限は13日で、週明けに再度交渉するよう本人と調整するとした。