広島堂林翔太内野手(21)が巨人阿部慎之助捕手(33)の計らいに感謝した。

 来春開催される野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で3連覇を狙う日本代表は17日、キューバ代表との国際強化試合第2戦(18日、札幌ドーム)が行われる札幌へ移動。札幌市内の室内練習場で行われた指名練習では、阿部主将が打撃投手を務めたフリー打撃で堂林が快音を連発した。「ほとんどストライクで打ちやすかった。巨人の方でもなかなか経験できない、貴重な体験をさせてもらいました」と興奮した。前日16日のキューバ戦(福岡ヤフードーム)では出場機会が無く終わったが、「最後まで自分のスタイルを貫いて、フルスイングします」と“侍デビュー”を心待ちにしていた。