セリーグ新人王が20日に発表され、広島野村祐輔投手(23)に決まった。広島からは06年梵以来、6年ぶり。投手では97年沢崎以来、15年ぶりとなった。球団では通算8人目。投票数は200票と2位の中日田島慎二投手(22)の40票に大差をつけた。マツダスタジアム内で会見を行った野村は「うれしいです。(大差がつくと)思っていなかったのでビックリした。たくさんの票をいただいていい1年でした」と喜びを語った。1年目の今季は27試合に登板して、9勝11敗だった。防御率は1・98と、新人では46年ぶりとなる1点台を記録していた。