ヤクルトからFA宣言したつば九郎が21日、文京区の講談社を訪れ、週刊モーニングに連載中の野球漫画「グラゼニ」の担当者と交渉の席についた。

 ヤクルトより10円高い1万10円のオファーを受けたが「れいせいになってかんがえたい」と態度を保留した。「社長

 島耕作」には、入社のための面接試験を受けさせてもらったが不採用。「ジャイアントキリング」に登場するカッパのマスコット「パッカ」とは乱闘劇も演じるなど大暴れしたつば九郎。

 明日22日に交渉するFC東京を含めると20社からのオファーが届くモテモテぶり。しかし、尊敬するヤクルト宮本慎也内野手(42)から「もういいんじゃないか!

 記者さんたちも飽きてる」とたしなめられるなど、交渉の長期化が問題となってきた。この日は居合わせたヤクルトレディーから「グラゼニ」の担当者にヤクルト400を売り込むなど、逆にヤクルト愛を見せたつば九郎。ヤクルト球団では26日に、残留交渉を行う予定だ。