ソフトバンク武田翔太投手(19)が28日、宮崎市内の生目の杜、はんぴドームで行われた「プロ野球宮崎県人会」の野球教室に、寺原隼人投手(29)、ヤクルト赤川克紀投手(22)、ブルワーズ青木宣親外野手(30)らと参加した。

 小学生200人にキャッチボールを指導し、少年との1打席対決では、軟球ながら140キロ超えの直球を連発。「ボールが見えない。こんなの初めて」と少年はバットにかすることもできなかった。「自分が小学生だったら、思い切り投げてくれた方がうれしいから」と、プロとの交流の場だからこそ、プロのすごさを見せてあげたいという武田の思いやりだった。