<広島2-6ヤクルト>◇3日◇マツダスタジアム

 ヤクルトのドラフト2位小川泰弘投手(22=創価大)が、12球団でルーキー初勝利一番乗りをプロ初登板で挙げた。

 序盤こそ「独特の雰囲気があって緊張した」と制球が安定しなかったが、打線の援護を得て落ち着きを取り戻した。「カットボールでしっかりカウントが取れて、最後に落とす感じ」の組み立てで、6回まで2安打無失点。7回途中2失点で降板したが、自責点は0。ヤクルトの新人では11年の七條以来13人目の初登板初勝利を飾った。

 小川監督は「4回ぐらいから普段通りに投げられていた。期待に応えてくれた。これからローテーションを守っていけそうな感じがする」と笑顔で語った。