中日吉見一起投手(28)が8日、右肘張りのため出場選手登録を抹消された。7日のヤクルト戦に先発し、違和感を訴えて5回途中で降板した。藤田チーフトレーナーは「右手に力が入らない状況」と説明した。

 吉見は4月にも同じ箇所の張りで戦列を離れており、昨季終盤に右肘の肘頭骨棘(こっきょく)骨折でチームを離脱した経緯がある。

 高木監督は8日のヤクルト戦前に「去年も手術するかという話があったけど、しなかった。あるんじゃないの」と話した。手術に踏み切ることになれば、長期離脱の可能性もある。