<阪神7-4広島>◇28日◇甲子園

 この日昇格し、4月18日のDeNA戦以来、プロ2度目の先発となった広島武内久士投手(25)が7回1失点の好投を見せた。

 6回まで阪神打線を無安打に封じた。7回の先頭打者大和に初安打を許し、マートンには適時打を浴びたが、先発としての役割を十分に果たした。しかし、8回に守備が乱れて6失点。大逆転負けを喫して武内のプロ初勝利も吹き飛んだ。武内は「1軍で1勝することはそう簡単ではないことが分かった。次にチャンスがあれば、勝ちにつながる投球をしたい」と話した。