<DeNA3-2中日>◇30日◇横浜

 DeNAの中村紀洋内野手(39)が2回に山本昌投手から今季10号のソロ本塁打を放ち、プロ野球史上18人目の通算400本塁打を達成した。

 通算2195試合での到達は衣笠祥雄(元広島)の2129試合を上回って最も遅いペース。39歳11カ月は当時楽天でプレーしていた山崎武司(中日)の42歳9カ月、金本知憲(元阪神)の40歳1カ月に次ぐ3番目の年長記録。初本塁打は近鉄時代の1992年6月18日の日本ハム戦で河野から放った。

 中村は92年に大阪・渋谷高からドラフト4位で近鉄に入団。2000年に本塁打、打点の2冠を獲得し、01年は2年連続打点王に輝いた。05年はドジャースでプレー(本塁打はなし)。日本球界に復帰した06年からはオリックス、中日、楽天を経て11年5月から横浜(現DeNA)に所属。今季は日米通算と日本球界での2000安打を達成した。