<オールスターゲーム:全パ1-1全セ>◇第1戦◇19日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(19)から、花巻東の先輩・西武菊池雄星投手(22)へのリレーが実現した。

 大谷は5回から登板。最速157キロをマークし、2安打無失点に抑えた。

 6回から菊池がマウンドに上がり、大谷は左翼守備についた。バレンティンの放った飛球を大谷が処理。1死二塁のピンチを防ぎ、ベンチに戻った2人は手でタッチ。「同じチームでやることはないと思っていたので、楽しかった」と同じ感想を口にした。

 試合途中、大谷のインタビューは以下の通り。

 -157キロ出ていた

 大谷

 全球真っ直ぐでいくと言っていたので、いかせてもらった。

 -初めてのオールスターは

 大谷

 ベンチはいい方ばかり、やりにくいと感じることなく、いい勉強させてもらっている。本当にいい経験になる。

 -二刀流で打席に入るが

 大谷

 自分のスイングが思い切りできれば。

 -花巻東の先輩、菊池投手とは

 大谷

 同じチームでやる事はもうないと思っていたので、本当にいい経験になった。後ろで勉強させてもらった。

 -左翼の守備でノーステップスローで二塁に(レーザービーム返球)

 大谷

 浅村さんが(二塁に)入ったので、なんとかしたいという気持ちで。