<広島6-2ヤクルト>◇23日◇マツダスタジアム

 広島が4カード連続のカード初戦の勝利で、4位中日に再び2・5ゲーム差を付けた。3回2死三塁から菊池涼介内野手(23)が適時二塁打を放ち先制し、続く丸佳浩外野手(24)のエンタイトルツーベースで菊池が生還。なおも、2死一、二塁の好機で梵英心内野手(32)が、左翼スタンドへの5号3ランを放った。投げては、野村祐輔投手(24)が8回4安打2失点と安定感抜群の投球を見せ、8勝目を挙げた。

 野村謙二郎監督(46)は、野村の投球に「今日は本当に安定していて、緩急を使った自分の投球をしていた」と絶賛。デニムデザインユニホームを着ての戦いだったが、勝ったこともあり「映えていたと思うよ」とご満悦だった。