<阪神2-1広島>◇31日◇甲子園

 広島ブライアン・バリントン投手(32)が、予想外のアクシデントで早々に降板した。

 1回に1点を失ったが、2回に味方打線が1点を返し迎えた2回。阪神の先頭打者今成の強烈なピッチャー返しが左膝内側に当たった。ベンチに下がって治療したが、結局そのまま久本と交代した。

 わずか18球を投げただけでの降板に、試合後、バリントンは「当たった直後から腫れてきたので、試合は無理かなと。でも歩けるし、数日で腫れもひくと思う。同点に追い付いてもらい、これからというところで、試合を作ることができなかった」と残念がった。

 幸い軽症のようで、試合中はアイシング。病院に行く予定もなく、次回登板については今後の経過を見て決める。助っ人は「この時期にローテーションを外れたくはないし、チームに迷惑をかけたくない。次は大丈夫と思うが、チームと相談して決めたい」と話した。