ヤクルトの藤本敦士内野手(35)が今季限りで現役を引退することが8日、関係者の話で分かった。

 藤本は兵庫・育英高からデュプロなどを経て2001年にドラフト7位で阪神入り。03、05年のリーグ優勝に貢献し、04年のアテネ五輪日本代表にも選ばれた。フリーエージェント(FA)移籍で10年からヤクルトでプレーしたが腰痛に悩まされ、今季はここまで1軍での出場がなかった。