<ソフトバンク5-0楽天>◇29日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクのルーキー東浜巨投手(23)が粘りの投球で、今季2勝目を挙げた。

 4度目の先発マウンドに立った右腕は、内外角低めを丁寧に突く投球で、5回1/3を5安打無失点。

 3回1死から連続四球で一、二塁としたピンチでは、藤田を打ち取った打球にあえてグラブを引っ込め、今宮に捕らせて併殺打にするクレバーさもみせた。

 「何とか0点に抑えることができ、試合を作ることができたことは良かったですが、もっと長い回を投げられるようにしていくことが今後の課題です」。91球を投げ終えた東浜は、本拠地でうれしい初白星をつかみ、さらなる飛躍を誓っていた。