<フェニックスリーグ:韓国ハンファ-日本ハム>◇17日◇サンマリン宮崎

 右肩関節唇損傷から完全復活を目指す日本ハム斎藤佑樹投手(25)がフェニックスリーグで2度目の先発マウンドに上がり、6回6安打3失点で降板した。

 失点シーンはいずれも、味方の援護の直後だった。1点の先制点をもらった直後の3回は、左中間スタンドへ同点本塁打を浴びた。3点を勝ち越してもらった4回は連打と四球で無死満塁とされ死球で押し出し。さらに併殺打の間に、もう1点を失ったが、逆転は許さず、リードを保ったままマウンドを降りた。

 予定のイニングをしっかり全うし、故障後の実戦では最長。球数も同様に最多の102球を投げた。投球内容について「打たれる、打たれないは関係なく、いい方向に行っていると思います」と、冷静に振り返った。